【試聴できます!】椎名林檎/東京事変のジャズ寄りな曲を集めてみました!

椎名林檎の楽曲は、東京事変の曲も含めて、ジャズの要素を強く感じさせる曲も多く、ボーカルが椎名林檎でなければ、完全に”ジャズ”といってもいい曲さえあります。


今回は、そんな、椎名林檎・東京事変の楽曲の中から、ジャズの要素を取り入れながらも、ジャズにはなりきっておらず、椎名林檎・東京事変ならではの味付けがされ、いい感じに仕上がっている曲を選んでみましたので、よかったらご利用ください!

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まず1曲目は、椎名林檎の「流行」です。この曲は、男性ラップを取り入れており、一聴するとクラブミュージックっぽいのですが、リズムのハネ具合と、エレクトリックピアノが奏でるシブいコード進行を聴いていると、これは紛れもなくJAZZと言っていいでしょう。曲の終盤で「ラップ」「エレクトリックピアノ」「ギター」が、三つ巴の様相でバトルをしているかのような部分は圧巻です。

次は、東京事変の「恐るべき大人達」を選んでみました。ギターのカッティングから始まるイントロが印象的な曲です。歌詞が全編英語となっていることもあるのでしょうか、椎名林檎の特徴的なハスキーボイスや、個性的な歌い方はなりをひそめています。個性を強調しない分、ボーカルが演奏に溶け込んでいて、とても聴きやすい曲とも言えます。また、間奏部分やエンディング部分でのエレクトリックピアノのソロ演奏がとてもシブくてジャズっぽいです。

3曲目は、ADULTというアルバムに収録されている「秘密」です。曲が進行するにつれて、どんどんジャズテイストが強まっていき、エンディングでは、もう完全にジャズになっています。ピアノが奏でる大人っぽいフレーズと、ワウエフェクターのかかったギターの音がとてもカッコいい、東京事変の代表曲の一つです。単に無難なジャズミュージックに仕上げているのではなく、東京事変のオリジナリティが存分に感じられるところはスゴイです。

椎名林檎のおすすめ曲を厳選すると、この3曲になる理由

次に選んだのは「」という曲です。2曲目にご紹介した「恐るべき大人達」と同様に、全編英語の歌詞になっています。こちらの曲は、いわゆるジャズと言うよりは、クロスオーバーやフュージョンと呼ばれるジャンルに近い楽曲です。邦楽っぽさはなく、世界のどこに持っていっても聴いてもらえそうな印象です。

5曲目と6曲目には「修羅場」と「修羅場(adult Ver.)」を選びました。5曲目の「修羅場」という曲は、ロックテイストでノリがよく、ジャズっぽくはないのですが、6曲目の「修羅場(adult Ver.)」と比較をしてもらいたいので2曲続けて紹介します。「修羅場」は、素直にまっすぐ突き進むようなリズムですが、「修羅場(adult Ver.)」は、リズムにスウィング感があり、メリハリが効いています。パーカッシブなベースラインが、この曲の肝になっていると言えそうです。

最後に「能動的三分間」を選曲しました。特にジャズテイストの曲ではないのですが、リズムアレンジを少し変えるだけで、ジャズっぽくなりそうな印象があったので、それだけで選んでみました。この曲はシングルカットもされていますし、グリコ「キスミント」のCMソングにも採用されていましたので、聞き覚えのある方も多いことでしょう。理屈抜きにカッコいい曲ですね。


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