報道ステーションにおける富川アナのコメントは不要なのか?

考える女性

フリーアナウンサーの古舘伊知郎が報道ステーションを去った後、局アナである富川悠太アナウンサーに引き継がれてから、もう二年になる。

【アッコにおまかせ】和田アキ子に群がるイエスマンの目的とは?

古館はフリーという立場であったので、アナウンサーであると同時にジャーナリスト的な側面も持っていた。また、番組制作の方向性についても意見を出していただろうから、プロデューサーの一人であると考えても大きな相違はないだろう。

だから、番組内で自分の意見を語り、視聴者の共感を得る、あるいは批判を浴びることは自然なことであるし、業務の一環であるといえる。


しかし、後継者である富川アナはテレビ朝日の社員である。報道ステーションのメインキャスターという立場は古館と変わりはないが、テレ朝社員の富川アナがフリーの古館と同様に振る舞うのには違和感がある。

そもそも、この番組にはコメンテーターとして後藤謙次らの識者がいる。それならば、コメントについては、コメンテーターに一任すればいいように思う。なぜなら、ニュース映像の後は、コメンテーターがしっかりと起承転結を組み立ててコメントし、話を締めているからだ。

にもかかわらず、識者のコメントに続けて富川アナが何かしらの意見を付け足し、最後を締めているパターンが多く見受けられる。

これが、例えば、コメンテーターが個人的で偏った意見を述べていて、それに対し富川アナがテレ朝からの指示で局を代表する意見を述べているのであれば、公平性を保つという点では一応の納得がいく。しかしながら、特に月~木コメンテーターの後藤氏はテレビ朝日からの意向をしっかりと飲んだ発言をしているはずである。

よって、テレビ朝日としてのコメントを後藤氏が述べている以上、富川アナの補足的な意見にはほとんど必要性を感じない。コメンテーターの発言に明らかな間違いがあった場合、富川アナが訂正する。その程度でよいのではないだろうか。

また、テレビ朝日の中堅あるいは若手と言ってもいいような富川アナのコメントを有難がって聞く視聴者も少ないだろう。彼は報道に携わっているとはいえ、結局そのコメントは、まだまだ重みをもたないし、サラリーマンが発する一つの一般的な意見として捉える人が多数であろう。

本来、テレ朝社員である富川アナは、独自の判断でコメントをし続けることはできないはずだ。番組のプロデューサーや局の上層部から「独自のコメントはやめさせろ」と指示があれば、それに従うだろう。

その手の指示がされておらず、富川アナにコメント権を持たせているのであれば、そのコメントはテレ朝側の意見そのものだと考えることもできてしまう。

やはり、今一度、テレビ局に属するニュースキャスターの在り方について、検証が必要なのではないだろうか。


関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 今回は、自動車保険の新規申し込みまたは更新時期などで、どの商品を選択すればよいか迷っている方向けに、…
  2. 悩む女子
    今や、乃木坂46をはじめとする「坂道シリーズ」の勢いは、本家AKB48を凌ぐほどである。乃木坂4…
  3. 5色鉛筆
    国民的アイドルグループ「嵐」が、2020年末をもって活動休止すると発表されました。熱心なファンはもち…
  4. 化粧水などの容器
    一般的に60歳を超える年齢になると、しみ、しわ、たるみ等も発生しがちで、お肌の状態を良好に保つのは難…
  5. ピアノ演奏
    椎名林檎の楽曲は、東京事変の曲も含めて、ジャズの要素を強く感じさせる曲も多く、ボーカルが椎名林檎でな…
  6. iPhoneやiPad、または、Apple IDなどが公式サイトの情報だけでは、どうしても復帰できず…
  7. 夜の街(加工写真)
    「いきものがかり」というと、やはりバラードやミドルテンポの曲を歌っているというイメージが強いのですが…
  8. 今回は、女子フィギュアスケーターとして、世界のトップレベルで活躍する紀平梨花さんの最新情報やプライベ…
  9. 着陸体勢のドローン
    ここ最近、ドローンが非常に注目を浴びています。業務向けだけでなく、一般の方でも手にしやすい価格になっ…
  10. 英字新聞
    低迷していると言われて久しいフジテレビだが、「全力!脱力タイムズ」は、フジテレビらしい挑戦的な番…

ピックアップ記事

  1. スピード感のある写真
    トヨタにおいて「オーリス」の知名度は決して高いものとは言えませんでした。だからこそ、「オーリス」の後…
  2. ノートパソコンにてキー入力
    今回は、シニアがパソコン教室に通いたいと思った時、ぜひアクセスしてもらいたいサイトをご紹介します。 …
  3. 時間やお金に余裕が生まれ、何か趣味を始めたいと思うシニアの皆様は多いようです。そこで今回は、シニアが…
ページ上部へ戻る