オイルヒーターの利点は？欠点はないのか？注意点も解説

冬になると暖房器具が欠かせませんよね。

暖房器具と一言で言ってもたくさんの種類があります。

その中でも人気が高い暖房器具がオイルヒーターですよね。

冬に向けてオイルヒーターを買おうか悩んでいる人がいるかもしれませんが、
オイルヒーターの利点や欠点は何なのでしょうか？

結論から言えば、オイルヒーターは静音性が高く、
メンテナンスが簡単などの利点がありますが、
部屋が暖まるまでに時間を要したり、電気代が高くなりがちという点は欠点といえるでしょう。

ここではそんなオイルヒーターについて詳しく解説をしていきます。

オイルヒーターの利点を解説。どんな暮らし・部屋に向いている？

暖房器具といっても様々な種類があります。

暖房器具それぞれに特徴があり、暮らしぶりやどんな部屋なのかによって変わってきます。

オイルヒーターは暖房器具の一つですが、どのような利点があるのでしょうか？

オイルヒーターの利点としては以下のようなことが挙げられます。

・静音性が高い
・空気を汚しにくい
・壊れにくい
・火傷をしにくい

それぞれ詳しく解説をしていきます。

静音性が高い

まずオイルヒーターの特徴としては静音性の高さが挙げられます。

エアコンやファンヒーターの場合、どうしても音というのは気になりますよね。

しかしオイルヒーターの場合、音がほとんどしません。

オイルヒーターは装置内に難燃性のオイルが封入されています。

そして電気の熱によってオイルを温めて、装置内のパイプを循環することで熱を発します。

エアコンやファンヒーターのように送風システムがないため、静音性が高く、
自然に近いじんわりとした暖かさを体感することができます。

空気を汚しにくい

オイルヒーターですが空気を汚しにくいという利点もあります。

オイルヒーターは上記のように送風システムを持ち合わせていません。

そのため送付の際に部屋のほこりを撒き散らしたり、
フィルターが汚れるということもありません。

エアコンやファンヒーターの場合、
フィルターの汚れはアレルギーなどを引き起こす可能性もあります。

そのような心配がないのは良いですね。

壊れにくい

オイルヒーターは、密閉されたオイルを温めて循環させるというシンプルな構造となっています。

そのため、他の暖房器具に比べて格段にシンプルで壊れにくいとされています。

メンテナンスもする必要はほとんどなく、溜まったほこりを払う等で大丈夫です。

火傷をしにくい

オイルヒーターはストーブのように直接火を使うわけではありません。

あくまでも電気の熱によってオイルを温めます。

なのでストーブなどに比べて火傷がしにくい暖房器具となっています。

ただそれでも長時間近くにいたり、
触っていたりすると低温やけどを引き起こす可能性がありますので注意をしてください。

オイルヒーターですが、このような特徴から、寝室などに置くのがおすすめです。

静音性が高いので睡眠を妨げることも少ないでしょうし、
風によって喉がやられるということもありません。

火傷や火事の心配が少ないことから、子供がいるご家庭にも使いやすいでしょう。

暖房器具を検討している方はぜひオイルヒーターを候補に入れてみてくださいね。

オイルヒーターには欠点も？考えておきたい注意点など

そんなオイルヒーターですが利点だけでなく欠点も紹介していきます。

オイルヒーターについては、以下のことが欠点といえるでしょう。

・部屋が暖まるまでに時間が必要
・電気代が高くなりがち

それぞれ詳しく解説をしていきます。

・部屋が暖まるまでに時間が必要

オイルヒーターは、上記までにご紹介した通り、送風システムはありません。

なので部屋全体をじんわりと暖めて、優しい暖かさを保つことができます。

しかしそれは逆を言えば、部屋がすぐに温まりにくいことにもつながっています。

オイルヒーターの場合、起動をしてから部屋が暖まるに大体30分ほど時間がかかります。

寒い外から帰ってきて、暖まるまでに時間がかかるのは少し残念ですね。

・電気代が高くなりがち

暖まるまでに時間が必要ということは、それが電気代にもつながってきます。

部屋の広さ等にもよるのですが、
条件次第ではエアコンの倍近く電気代がかかってしまうこともあるようです。

また、オイルヒーターの注意点としてはコンセントからの火事です。

上記ではオイルヒーターは火を直接は使わないので火傷はしにくいと説明しました。

ただオイルヒーターでも火事の危険性はあります。

オイルヒーターは消費電力が高いため、
タコ足配線などをしているとブレーカーが落ちる可能性があります。

それだけならまだしも、古いオイルヒーターですと、
ショートして火事につながる危険性もありますので、
安全には気をつけて使うようにしてください。

まとめ

オイルヒーターは静音性が高く、空気を汚しにくいという利点があります。

そのことから寝室に置くのがおすすめですし、
火傷もしにくいので子供がいる部屋でも使いやすいです。

ただオイルヒーターは暖まるまでに時間が必要で、電気代も高くなりがちです。

コンセントから発火する可能性も考え、安全にはしっかり気を配りましょう。

この記事が、寒い冬を賢く乗り切るための一つの手助けとなれば幸いです。